【梅の花】

「平成20年9月期決算短信」の遅延について

決算短信が遅れる企業は要注意。この企業は湯葉、豆腐料理「梅の花」を運営しているが、中間決算の当期利益は-737百万円。
前期は黒字だが、2期、3期前は赤字である。飲食店の企業体質も不動産と同じく総崩れの状態。飲食店チェーンのタスコシステム(ジャスダック)も上場廃止が決定。金融不安から消費者の財布の口はなかなか開かない時勢である。難しい経営を強いられるが、乗り切る体質を作り上げるほかない。

世の中は今、ピンチな状態だが、それと一緒にチャンスも到来しているはずである。今こそ日本企業は円高の恩恵を受け、外国資本の企業を吸収して大きくなるチャンスでもあるのではないか。
また、円高で暴風にさらされている自動車産業は大変な事態にあるがここは暴風が過ぎ去るまでは我慢である。ここでいらない考えを起こさないほうが無難である。コストカットで凌ぐことだ。

世界同時不況のこの時に日本企業の経営者は知恵と行動で世界に日本の力を見せつけ、リードして行く国であることをアピールする必要があるのではないか。