ユニヘアー(8170) 社長を解任 



ユニヘアー(旧アデランスホールディングス)は17日、大槻
忠男社長の解任を発表した。業績悪化を理由に、会社側は大槻
氏に辞任を求めていたが本人の同意を得られず、17日の取締
役会で解任した。大槻氏の解任により、創業者の根本信男会長
が社長を兼任した。

コンサルティング会社社長だった大槻氏は米系投資ファンド、
米スティール・パートナーズの推薦で2009年5月に社外取
締役となり、同年12月に社長に就任した。ただ、その後も業
績は改善せず、2010年3〜11月期決算は売上高が前年同
期比19・6%減の350億円、最終損益が177億円の赤字
(前年同期は52億円の赤字)となるなど低迷が続いていた。

米系投資ファンド「スティール・パートナーズ・ジャパン・ス
トラテジック・ファンド」が、筆頭株主で、スティール社主導
で経営再建中ある同社は、2009年5月28日に社長に就任
した渡部信男氏(67)が12月1日付で最高経営責任者(
CEO)となり、社外取締役の大槻忠男氏(66)が社長に就
任した。約半年という短期間で社長が交代した。

大槻氏は、スティール側の推薦で、2009年5月に当時の
アデランスHDの社外取締役に就任。マーケティングを強化し
たいスティール側の方針を徹底する狙いだったが、昨年2月末
決算は、約100億の損失、11月末四半期は、120億の
損失と、一考に経営改善を果たせずにいた。スティール側の
堪忍袋が切れたとも言えよう。