新規事業としての店舗支援システム事業への参入に関するお知らせ

企業情報

事業参入には問題はない。この企業の問題は、経営陣、業態とも次々変化し、海外資源開発に失敗し多大な損害を招いた事だ。

商号変更以前はあの問題企業「アイビーダイワ」と言えばお分かりと思う。

今回も新規事業への参加を発表したが、その前の開示情報では、「LED照明機器販売事業への参入に関するお知らせ 」とあり、その前の開示情報では、「営業権等譲受け及び外食事業への参入に関するお知らせ」とある。

8月から9月の間に全く関係のない業種を矢継ぎ早に発表、参入を開示しているが、さて資源開発の失敗以降、ドタバタの施策である。以下は今期の四半期成績である。

平成24年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結

見て頂ければ分かるが、118百万円の赤字である。

最近気になるのは、商号変更、業態変更が盛んに行われ、株主とすれば、当初とは違う業種に投資をしたはずが気がつけばどんどん、業態が変化していくという、そら恐ろしい現象が起きている。

ある程度の株数を保有している株主であれば、もの申す事が出来るだろう。許容範囲を超えて経営陣が事を進めようとすれば阻止も出来るが、株数の足らない株主は憤りを感じても手も足も出ない状況であるのが現実である。

この企業はゾンビ企業である。危機のそのたびに資金調達を行い、命を繋いできている。その資金調達には、増資ブローカーがたかり、うま味も味わっている。