<マザーズ>サマンサJPが急落 一部報道でコンプライアンスに懸念<日経>

週刊新潮に掲載された通り、サマンサはコンプライアンスに懸念がある企業である。日経でもマーケット電子版にて報じられている。

訴状には赤裸々な内容が踊る。週刊誌も書ける内容が限られる。訴状の内容を全部書いたら読者は腰を抜かすだろう。

明らかにコンプライアンスに関する欠如であり、代表の寺田和正氏に不振を抱いた方が多数ではないだろうか。

社員の8割以上が女性というこの企業の代表が女性を弄ぶ様はどうだろう。社員はどう思ったのだろう。

3/1に新潮に掲載され、夕刊フジの記事では裁判での徹底抗戦を示唆。しかしどうだろう結果は3/5に公判もない内に和解。翌、6日にこのリリースである。

裁判の行方は最初から分かっていたはず。まずい以外のなにものでもないからだ。

株価は3/2の始値58000円といきなり暴落。慌てて和解し、リリースを出すも3/2の58000円を超えれず、再下落。

2/29の株価、終値61300円から、新潮掲載後の最安値51200円と暴落率は16.47%にも及ぶ。

これで、寺田氏が代表取締役を続投するなどあり得ないことだ。しかし、続投すると宣言しておこう。創業者の悲しい性である。

あれこれ、法律をかざして代表にとどまる為には手段を選ばないだろう。自分がした破廉恥で女性を侮蔑する行為も誰もがいつか忘れると信じている。反省の色も見えない。

だが、足元の社員は忘れない。破廉恥社長を敬愛する社員などいるはずもない。社員事態が汚名を着せられた事実は消しようがないのだ。誇りをもって「サマンサ」の社員ですとはもう言えない。経営陣が変われば別だが。

また株主は許さないだろう。この暴落で資産を減らした人もいるはずだ。まさに財産を棄損したのである。

株の投資は自己責任であるが、代表取締役の破廉恥行為が原因の棄損となれば話は別だ。最低の投資になったと皆が怒り狂う様が見えてくる。


サマンサの株主の皆様、是非に今年は株主総会へ参加してください。このような事態をしゃんしゃん総会で終わらせていいのでしょうか。

最近の株主総会は会社によっては変わりつつあります。ちゃんと質問を受け付け、聞き入れる努力をする企業もたくさん出てきました。それは一部の株主が総会のあり方、また代表訴訟、不正への追及を行ってきたからであります。(勿論、それなりの議決権の数を持っての話です。)

日本の株主総会も変わらなければなりません。日本の株主総会での発言者は少なすぎます。アメリカでは多くの発言がなされます。株主提案も非常に多い。また会社側もちゃんと聞く。

日本の悪しき習慣、社員株主による一斉唱和(日本の総会では前列を社員株主が占め、一斉唱和「意義なし!」と一般株主の邪魔をします。)や役員報酬の個別開示もありません。アメリカでは個別開示は当たり前です。

日本の総会は場内に記者席はありません。アメリカは当然のごとくあります。

記者を入れないで、公平さが保たれるわけがないのである。