証券取引等監視委員会による課徴金納付命令の勧告について

1 平成21年11月16日第42期事業年度第2四半期連結会計期間に係る四半期報告書(平成21年9月第2四半期四半期報告書) 平成21年4月1日〜平成21年9月30日の第2四半期連結累計期間 四半期連結損益計算書 連結四半期純損益が283百万円以上の損失であるところを45百万円の損失と記載。架空売上の計上

2 平成22年2月15日 第42期事業年度第3四半期連結会計期間に係る四半期報告書(平成21年12月第3四半期四半期報告書) 平成21年4月1日〜平成21年12月31日の第3四半期連結累計期間四半期連結損益計算書 連結四半期純損益が398百万円以上の損失であるところを161百万円の損失と記載。 架空売上の計上等

3 平成22年6月28日 第42期事業年度連結会計期間に係る有価証券報告書(平成22年3月期有価証券報告書) 平成21年4月1日〜平成22年3月31日の連結会計期間連結損益計算書連結経常損益が382百万円以上の損失であるところを116百万円の損失と記載。連結当期純損益が1,209百万円以上の損失であるところを942百万円の損失と記載。架空売上の計上等

上記が理由である。株主を欺いた「架空売上」の計上であり、虚偽記載である。

このようなまやかしが通るなら、日本の上場維持の基準も意味をなさないのではなかろうか。

これで、課徴金納付でケリがつくなら、やるだけやってバレなきゃOKという訳だ。株主総会では追及されるだろうが、株主総会ってものは意味をなさない。多少の株を保有しているだけの株主には何の意味もない。

経営の効率化とかなんとか言って、取締役会でほとんどの事は決議出来る仕組みだ。何が会社法だ。

この度の各電力会社の株主総会を見れば一目瞭然であろう。質問にたった大阪市長、橋下も総会終了後、株を保有している事に意味がないと言っているではないか。とっとと売却すればいいのだ。それで得た資金を有効に活用する事の方が多いに将来の価値に繋がる。

この国の株主総会は形骸化され、本当に何の意味もないので、いっそ、株主総会は必用ないのではないか。総会に使う費用が無駄だ。その費用を株主優待、もしくは配当に回せと言いたい。