大阪市の橋下徹市長は21日、記者団から一連の竹島問題への見解を問われ、「竹島の問題も(旧日本軍の)従軍慰安婦問題が根っこにある。すぐに領土問題に発展するのは非常に問題だ」と話した。その上で「軍による強制連行を示す確たる証拠はないというのが日本の考え方。韓国側が問題視するなら証拠を示してくださいということになる」と述べた。

 その前段として「軍による強制(連行)の有無が問題なのか、慰安婦という存在自体が問題なのか、見解がすれ違っている」とし、「日韓双方がレベルの低い争いになっている。国民に周知させる形で日韓でしっかり論戦したらいい」と述べた。

 また、従軍慰安婦問題について「今から考えると倫理的に問題かもしれないが、当時の時代背景でどうだったか真正面から議論しないといけない」とも指摘。軍の関与を認めた1993年の河野洋平官房長官の談話にも触れ、「談話をそのまま踏襲するのか。問題があったならあったと、はっきり言わないといけない」と述べた。

 外交問題に絡み、国民への近現代史教育に力を入れる必要性も主張。「日本の立場だけでなく、相手方の主張の根っこを理解しないといけない」と強調した。



河野談話ではこう発言している「総じて本人たちの意思に反して行われた」「募集・移送・管理等の過程全体としてみれば甘言・強圧という方法により強制があった」

要するに、強制があったと認めている発言であるが、当時官房副長官であった石原信雄がのちに語ったところによると、「当時の日本政府の調査では、軍など日本側当局が慰安婦を強制連行したという資料は確認されなかった」としている。

資料的も証拠もない。これがそもそもの我が国の考え方、また認識である。

第19代大阪市長、橋下徹を持ち上げているわけではない。認識として正しい。