民主党から自民党へ。衆議院で圧勝をした自民党に、早くも役人、企業とも自民党本部を詣でた。

なんと素早い動きであろうか。権力者が権力から滑り落ちた瞬間であろう。

民主党本部も官邸も閑古鳥がないていたそうだが、この3年3ヶ月で経済を地に落とした責任は思い。

しかし、自民党もこれからが大変である。問題は山積しており、期待を裏切れば来夏の参議院選挙でしっぺ返しをくらうことになる。

安倍総裁の手腕はどうか。まず経済回復を早急に願う。自民党に政権が帰って来て早速、経済財政諮問会議が復活するという。また、日本経済再生本部を新設し万全の対策をとるもようだ。

諮問会議は小泉政権時代に威力を発揮。民主党になって埋もれていたが復活の運びとなりそうだ。
自民党時代には日銀総裁を呼び会議を行っていた。

あまりにも酷かった民主党政権にNOを突きつけた国民はもう一度、自公に託した。第三極は埋もれた感は否めないが、維新はまずますの躍進と言えるのではないだろうか。しかし国民は、三極に対し民主党の轍を踏む事を躊躇した感がある。

世界一の借金大国、日本。景気対策は万全を尽くしてほしいが、財政再建もまた課題である。このあたりは短期、長期とわけ粛々と改革をしていってもらいたい。言うには及ばないが20年の黒字化は当たり前のことである。

気になるのは債券市場では金利が上昇している。いつまでも低率で安定していくことはあり得ない。財政懸念を反映しやすい償還までの期間が20年や30年の超長期債利回りは4月以来8ヶ月ぶりの高水準を付けた。一歩踏み誤ると断崖から転げ落ちる可能性も含んでいる。

しかし、待ちきれず自民党詣でが始まり、にわかに与党として出動したようだ。政策で是々非々で各党とも連携し参議院で不足している議員数を補う事も決める政治には大事なこと。3分の2を衆議院で固めたことにより、自公は衆議院で法案の再可決が可能になったが、参議院の存在意義を考えればあまり使える手ではないことも事実。

取りあえず、様子を見て行こうではないか。自民党の本当の勝負は来夏の参議院選挙なのだから。




東京経済としては明日、「ドワンゴ」の株主総会である。先週の金曜日は「サイバーエージェント」の総会であった。どちらも事務局長が出席、また出席する。虚構と砂上の楼閣であるIT関連は常に気になる存在である。この手の企業は一気に滅ぶ可能性を孕んでいるからだ。説明会で将来の展望を聞くのも東京経済としては勉強になる。一番、イノベーションとはほど遠いから面白い。