12日、商号変更をするという、適時開示がなされた。

この赤字会社は以前から「監視対象」ではあるが、以下に商号変更理由を見て行こう。


「当期は第50期という節目であることから、当社は「LCA(エル・シー・エー)」という、歴史と伝統ある呼称を復活させ、商号を「株式会社エル・シー・エーホールディングス」に改めることと致しました。商号変更の背景には、創業の原点に立ち返り、新生LCAとしてグループ一丸となって完全復活を図るべく邁進する決意が込められております。」とされている。

俺が見ている限り、過去に出鱈目な会社は「商号変更」をするという一種の定説みたいな事をする。

まず、出鱈目が故に過去を清算しようとする試みと商号変更により、出鱈目な事を目立たなくするという行動原理である。

この会社の赤字は過去の6期で2011年以外はすべて赤字である。実に主体性のない会社であり、キャッシュもない。いわゆる「ないない尽くし」である。

本店移転もするそうなので、経費削減もあるのかどうかは知らないが中央区から港区への移転である以上、どちらが高いのか安いのか。

事業面では「当社グループは、引続き厳しい経営環境のなか、財務体質改善に向けて、収益性の向上とキャッシュ・フローの改善にグループの総力をあげて取組んでおりますが、当第2四半期連結累計期間において千円の営業損失を計上しております。また、多額の未払債務や未払税金等があり、税務当局から当社グループ保有の重要な資産の差押を受けております。
当該状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
これらの状況の解消に向け、当社グループは、平成24年7月4日に発行した権利行使により調達される資金総額1,746,189千円の新株予約権を権利行使頂くことにより、必要な資金を調達し財務体質の健全化を図ってまいる方針です。
本業面においては、平成24年11月21日付で地球環境開発蠅鮖匆饉匆修掘▲丱ぅマス燃料の販売事業へ参入する準備を進めております。引き続き新規事業をグループ内に取り込むことにより、収益性向上、企業価値を増大させ、営業キャッシュ・フローの黒字化を目指してまいります。
しかしながら、新株予約権の権利行使等は、株価等の影響を受けるものであり行使の時期等によっては資金計画の実現可能性に重要な不確実性があります。また、新たな事業をグループ内に取り込むためには、そのための資金調達が実現できることを前提としております。当該状況のため、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財務諸表には反映しておりません 。」とのこと。

さて、思い通りに行かないのが経営である。バイオマスはよく聞くフレーズだが無理だろうと推測する。

この会社が浮上するには何はさておき資金調達、ビジネスモデルの確立、優秀な経営陣によるコントロールが必要だ。

潤沢な資金を手に入れるには現状では難あり。業務提携から発し、ビジネスモデルを作り上げ如何にこの成長モデルが実行可能であるかを説いて、資本家からの賛同を得れるかにかかっているのではないか。

ハイエナには注意を!