2013年も残すところ僅かである。今年もいろいろな企業がいろいろな不祥事を起こした1年であった。

許されない一例は東京ディズニーリゾートのホテルに端を発する大手ホテル・百貨店レストランメニューでの産地、原材料偽装だ。

次々と明らかになった産地、原材料偽装だが、これからは誰もが不信を抱き、企業側の示す表示を信じられなくなるだろう。

どの企業も末端の社員のせいにしているが、末端社員ほどこの虚偽を早くから知っていたに違いない。

しかし、末端は意見など言えない。解雇が待っているからである。

来年も不正を働く企業はなくならないと断言する。日本の企業は株主総会が形骸化し、大株主の顔を見ていればいいとする体質になりさがっている。監視役がいないからである。

監査役はクソの役にも立たないのである。